安全第一

夕方家内と買い物に行って、近くの工事現場から帰る人とすれ違った。作業着の腕に「安全第一」という文字が刺繍してある。 家内が「安全が第一なら第二もあるの?」と聞く。 「もちろんさ、安全第一、品質第二、生産第三と続く」と昔 産能短期大学で習ったことを私は語った。 https://ja.wikipedia.org/wiki/安全第一 それで思ったのだが、日本ではすべてが大事という人が多く、そのためにいったいなにが大事なのかわからなくなり、本当の大事なことをしっかりやらないことになるのではないかと、 「環境は大事だ」といったすぐ後に「もちろん品質も大事だ」さらに「コストも重要だ」と社長が言えば、プライオリティがあいまいで意味のないことになる。 「安全第一、品質第二、生産第三」と決めてあれば……つまり方針だ……従業員はなにかことあったときに、まずは安全の処置をとり、その対応が片付けば品質を考慮し…となるのが流れだ。 「環境は大事、品質も大事、コストも重要」と言われていれば、トラブルが起きた時、何を最初にしたらいいか判断つかず、結局何も手を打てずに被害を大きくするんじゃないか? 馬鹿な話だねと言わずに、御社の環境方針、品質方針その他の方針をご確認お願いします。

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