字が書けなくなった
いつも文章を書くのはパソコンつまりキーボードだ。ちょっと手書きで長い文章(といっても便箋数枚なのだが)書くことがあり、いかに手書き能力が低下したかと感じた。
文字を忘れたというわけではないが、とにかく文字を一つ一つ書く能力、つまり一文字書くのに時間がかかるのだ。キーボードならもう書き終わっているのにまだ数行しか書いてないということに焦りというか呆れというか、心中穏やかではない。
そういや、最近は暗算能力も低下した。いまどき電卓がなくてもパソコンの計算機、スマホの計算機を使って、値引きとか消費税(これは10%になって楽になった)を計算してしまう。
これはどう考えたらよいのだろう?
便利なものがあるのだからそれ以外の能力は低下してもよいのだという考えもあるだろう。昔アメリカ人が手書きするのはサインだけだなんて聞いたことがある。サイン以外はタイプライターだという。それなら一応文字が書ければ遅くても下手でもよいのかもしれない。ただ従来は手早く書けたのが、書けなくなったというのは忸怩たる思いがする。
まあ、私の場合は年寄りだからどうでもいいか…