電子書籍
活字というか文字を読まないと死んじゃう病気の私である。
とはいえ断捨離の歳となり、おっとそれ以上にお金もないことからあまり本を持ちたくない。
ということでここ10年は図書館を利用することが多い。買って読む本は1割以下となった。
金を出すにも紙の本ではなく、電子データのkindleとかpdf形式のものが多い。中でも青空文庫とかネット小説がただで良い。
しかし読んでいるとどうもモニターとかスマホの液晶では読みにくいのである。いろいろ考えて思いついたことがある。
私は本を読んでいるとき、ひとつひとつの文字を追ってはいないようだ。小説なら固有名詞と動詞の漢字をパラパラと辿っていく。しかも一ページに同じ固有名詞がいくつもあると、そこんところをぱっぱっと読んで流れがわかればおしまいという感じだ。スマホの場合、表示している文字数が少ないからそういうテクニックは使えない。パソコンのモニターでも文庫本のように前のページを見返したり次のページに飛ぶということができない。
だから読み難いという感じを受けるのではないだろうか。
正直言って私は言い回しにこだわるとか、わびさび好みの人間ではないので、ひらがなの部分はどうでもいい。「てにをは」にこだわることもない。小説ならアイデア、ストーリーが重要で、文章表現なんてどうでもいい感じだ。
電子書籍がメインになれば、私のような者が読むにももっと良い形態というのが考えられないものだろうか?
論文とまではいかなくても、解説本などであればリンクとかを入れ込んで読…