環境の先生
今、ジャンジャンというか次から次とESGとかSDGsに関わる本をたくさん読んでいる。毎週図書館に行っては5冊から10冊くらい借りてきては返してまた借りている。
著者の中にはかって講義を受けた大学の先生もいるし講演を聞いた有名()な先生もいる。もちろん講演を聞いたことのない先生も名前を聞いたこともない先生もいる。
まあそんなことで思ったのだが、環境というと科学というよりも人文系で実験するわけでなく、研究といっても何をしているのかわからない。
大学の先生の経歴を見るとT大とかT波とかKOとか名のある大学&大学院を出ているわけだが、この先生はどんな研究で論文を書いたのかと見てもなんだかよくわからない。
SRIの権威だなんて語っている教授がどんな論文を書いたのかみても、社会責任投資が外国で出始めのときの、海外の論文を翻訳したとかそんなことばかり。
おっと、今回読んだ本の著者に10年ほど前、講義を何度か受けた先生がいた。当時講義のあとその先生といろいろ話をしたのですが、まあこちらは企業の環境管理部門で法改正、外国の規制、事故、違反なんてことを日々見聞きしているわけで、先生とは話が合いません。偉大なる先生の論文とか書籍は環境法規制の流れとか、EUや国内での検討過程とかそんなことを書いているだけ。
そういう一般論やバーチャルな環境経営には詳しいのでしょうけど、現実の環境問題にはなんのコメントも持ち合わせてないようでした。
おっとその先生は10年前は修士だったのが、いつのまにかドクターになり教授…