非論理の世界
ISO関係者の話を聞いていると当たり前のことをさも難しい理屈のように解説する人が多い。
自分の仕事が重要で難しいものだと言いたいのだろうか?
つい最近、購読しているISOのメルマガで、
「このような状況はありませんか。それは間違っていますよね。ISO規格を理解すればこのように解決できるでしょう」
という記事があった。
それを読んであきれた。そこに書かれた「このような状況」が実在するならば、関係者がよってたかって不満を述べる、改善案を提示する、是正を要求するだろう。そして管理側はルールを治すなり問題解決を図るだろう。あるいは関係者が自ら対策してしまうかもしれない。
ありえない状況を問題だといい、それを解決できるという論理は、冷めた人から見たらバカバカしいで終わりだ。
なんでそんなことを言うのか理解に苦しむ。