「地球進化46億年の物語」
昨日まで三日かけて読んだ本だ。
「地球進化46億年の物語」ロバート・ヘイゼン、講談社、2014
知っていたこと半分くらいだったが面白いと思ったことがある。それは環境保護なんて基本的に人間中心だということだ。そして地球を守れとか地球にやさしくなんて語るなとある。
「(隕石の落下、温暖化、氷河期など)は地球の終わりではない。私たちの世界が終わるだけだ」
ゾウやパンダやサイが絶滅しても100万年も経たずして別の動物がそのニッチを埋める。
もし地球の行く末を心配するなら、そのときの人間を心配しろ。
世間には白熊を救え(シロクマは人口増加中だそうです)とか、あれを救え、これを救えと語る人が多いですが、そういう言い方をやめてください。人間を救えと言いましょう。