技術革新
2ちゃんまとめにあった話だが、家族が集まって記念写真を撮ろうとした。すると高校生の娘がみんな自由にして、おしゃべりして、という。
なんで? 写真を撮るならにっこり笑って動かないでいなくちゃというと、娘は動画でとってみんなが一番いい表情をしたところを写真にすると言ったという。
さすがデジタルネイティブという言葉で終わっていた。
動画をスクリーンショットしたら画質が悪くなるだろうというのはおいといて、いよいよ写真撮影も時代が変わったといえる。
そういえばAさんはこの瞬間、Bさんはこの瞬間というふうに、いいとこ取りしてミスのない写真が作れる。そんなソフトもあった。
私が東京に出てきたのは2002年だった。当時は都内を歩くにもJRはスイカ、地下鉄は忘れたがやはりチャージするカードで、都営バスはバスカードだった。あちこち会社を回るにも自前で払って後で精算とか、あるいは部門のバスカードと地下鉄のカードを借りて外出するとか、結構い面倒だった。いつか忘れたが今はスイカがあれば全部乗れる。便利になったものだと思う。
同じく、私が東京に出てきたころは、飲み会などあると時間と場所を決めて集まるというのが普通だった。
それがすぐに何時頃有楽町駅付近という通知があり、三々五々駅近辺にいると、幹事から朝日ホールの西側の○○ですなんてメールが来て、集まったものだ。
やがてメールからLINEに代わり、今はどうなんだろう?
ITとかAIとかいうが、変化はドラスティックなもんでなく、日常が少しづつ変わっていき、…