認証ビジネスの行方
私はいつもISO認証ビジネスはどうなるんだろうと考えているというか、状況をウォッチしている。
2021年の第4四半期も半分が過ぎた。認証件数は順調に減少している。
毎月毎月、認証件数が減っていることに危機感を持つだけでなく、いかなる対策を講じているのか?
ISO認証機関から、10年前は簡易EMSをやろうとか、独自規格を立てて認証を使用とか、内部監査を請け負うとかいろいろ話を聞いたが、今はもうそんな話も出てこないようだ。
聞こえてくるのは新しいMS規格ができた、これで認証件数が増えるぞという期待だけだ。
SDGsとか温暖化防止なんて認証機関の出る幕じゃない。それはシステムじゃなくて技術の世界だ。
ゆでガエルなのかどうか知らないが、慣れてしまうと現状があたりまえになってしまうのかもしれない。
また業界設立の認証機関はどうせ社長の任期は2年間、後は頼む、週末前に逃げ出そうってことだけか?