標準化男
会社にいたとき、蛍光灯をどのように交換するか考えた。
天井が高いところは交渉作業車(?)を頼まなければならず、切れる前に一斉交換するのが普通だ。
21世紀になって蛍光灯器具に互換性のあるLEDランプが登場し、交換費用が減ったと喜んだことがある。
本当を言えば、イニシャルコストとかランニングコストを総合するとどうなるのだろう?
とまあそんなことをしてきたものだから、今現在、我が家の洗濯担当者を任じられている私はいろいろ考える。
プラスチックの洗濯バサミは1年少々で紫外線で劣化し、ボロボロになったり、口を開いたりしたときにパリと割れるようになる。寿命である。
家内は壊れるとその都度それを捨てて新しい洗濯ばさみをおろしていた。
私は年1度、一斉に交換してしまい、翌年壊れる前にまた交換という方法にしてみた。
寿命は1年より長いから、めったなことでは交換前に壊れることはない。
クリップハンガーというのだろうか、プラスチックの枠に洗濯ばさみがたくさんついていて、ハンカチとか小物を吊るすのがある。これも紫外線で劣化して1年で寿命がくる。
金物でできているのもあるが、値段はプラスチックの3倍か4倍する。じゃあ寿命がそれほど長いかというと、壊れはしないが海風で亜鉛めっきの薄い鉄板は2年もすると真っ赤になる。まあ、見た目は悪いが使う分には支障はない。
もちろんぶら下がっている洗濯ばさみも寿命は1年だからそれは交換しなければならない。
さてメンテナンスあるいは更新期間を決めるにはどんな考えが…