自画自賛
物語を書いていて、過去に書いたお話をだぶったりしないように、ときどき似たようなシチュエーションを探してどんなことを書いたか読み直したりする。
最初に書いたお話はもう10年以上も前になる。読み直すと面白い。一応、そのときの法律、その時有効なISO規格を前提に話をしているわけで、今とは条件が異なるものもあるが、自分が書いたものを読んでも結構面白い。
私が書いている物語は、自分が経験したり見聞した事を元にストーリーを描いているわけで、次はこうなるだろうと思って読んでいるとまったく違う進み方になったりすることがむしろ多い。それは事実をそのまま書いてはまずいという思いからこうあるべきとか、こうであったらとフィクションを書いているからだろうけど、それが意外で面白く感じる。
あと10年も年を取って動けなくなったとき読み直したら、また面白さが違うだろうという気がする。
過去に書いた物語は5つある。一つのお話でも厚手の文庫本10冊分くらいの文字数になる。一巡すると最初のほうは忘れてしまうから永遠に読めるだろうと思う(笑)