取る前に読む本 ISO9001編
最近出版されたISO本はないかとググっていたら「取る前に読む本 ISO9001編」というのがあった。
とはいえこれは2008年出版されたものはISBNコードがついて売られていたが、2015年とかの版はコンサル会社が売っているだけで流通には載っていないようだ。少なくてもISBNコードは取られていない。
https://www.isolabo.net/reference/iso9001-torumae-book/
ともあれ親方の平川氏と面識はないが、まだ頑張っているな爺さんと生暖かく……
おっと、彼は私より若いのである。
2008年版は買って読んだ。現在のも広告を見る限りその思想は変わっていないと思う。
彼の発想が素晴らしいと思うかそうでないかだが、私はあまり素晴らしいものとは思わない。
ただ彼と私の企業人生は違う。私は一応大手企業で働いていたから、元々がデミング賞レベルの標準化が基礎にあってISO認証をしている。平川親方はそういうのがない前提でのISO認証手法を語っている。
私の考えを言えばマニュアルのイメージも違うし、標準化の考えも違うし、いや目的も違うようだ。
彼は認証するというのが目的に思える。
私は認証するのが目的というよりも、既にISO要求を満たしていることを審査員に説明するのが目的という認識だ。
良し悪しが言える差異ではないが、私は評価はしない。