タイトルに偽りあり
「面白くて眠れなくなる日本語学」という本がある。
2月9日発行とあるから、つい最近の出版だ。まあ発行日は鯖を読むのが通例だが、昨年ということはあるまい。
ともかくタイトルにほだされて(心引かれて)図書館から借りてきた。
読みました……といいたいけれど、全然面白くない。眠くなってしまうよ。
中身の本当かなということが散見される。
例えば「飛鳥」をなぜ「あすか」と読むかということの説明は明らかに間違っている。
たった200ページの本だが、忍耐強い(大いに怪しい)私でも100ページ読むのが限界で、放り投げてしまった。
タイトルを変えることを推奨する。
「面白くて眠れなくなる日本語学」
↓
「面白くなくて眠くなる日本語学」
これなら間違いない。