驚いたこと

エクセルでセルの数字の桁数はセルの書式の設定で変更できる。 私は表示は変わっても計算は元の桁数でするのかと思っていた。 具体的には私は毎日フィットネスクラブで体重を図っていて、それをエクセルにインプットしている。体重計の目盛りは0.5キロなので60.85とか61.05とかになる。エクセルのセルの表示を少数以下を四捨五入して一桁表示にしていて、毎月のまとめのところではその平均を表示させている。 体重計が0.5キロ刻みだからセルの表示は常にプラスに偏差するのは自明だ。それはわかるが、月平均の数字は日々の0.5刻みの体重の平均と思っていた。 ある日何の気なしに少数以下2桁まで表示させて平均をだすと……そうじゃなかったんですよ つまり日々の体重を四捨五入してセルに表示されている数字の月間平均なのです。 だから最大の場合、0.5キログラム情報に偏する可能性があるわけで、最善でも下2桁の平均を表示することになる。 これって仕様ですと言われると何とも言えないが、少しおかしくない?

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大砂塵

大砂塵なんて聞いて、ウェスタン映画を思い浮かべるのは50歳以上だろう。 だが、残念ながら映画でもウェスタンでもない。 土曜日は千葉県だけでなく、関東平野はものすごい風だった。 洗濯担当者である私は、洗濯物が飛ばないか、飛んでくる土埃で汚れないか気になって時々ベランダから遠くを眺めていた。 すると、驚き桃の木山椒の木、わずか数百メートル先が見えない。土埃である。 当たり前と言ってしまえば当たり前なのだが、風が一様に吹く分けもなく、土ぼこりも平均的に飛んでいくのではない。 濃い薄い、流れが渦巻いたり逆流したり、まあ単純ではない。 ともかくこのままでは洗濯物に土埃が付くと思い、3時には取り込んだ。 布地にうっすらと土埃が付いているので、取り込む際に全部をパタパタと振った。 関東ローム層もこんなに風が強いと吹き飛ばされて土壌が減っていくだろうと思うのだがどうだろうか? 黄砂は皆に嫌われているが、その影響は大きい。まず中国の大地から土壌が減る、それは長い目で見れば農地の劣化であり、東シナ海への養分の補給であり、朝鮮半島や日本列島への土壌の補給なのだろう。 とはいえ日本からも土壌が飛ばされて太平洋に飛んでいく。 そんなことを思うと、聖書にあるように「大地は永遠に」なんてことはなく、すべてのものは変遷していくのだなと実感する。 いやあ~、洗濯物を干して取り込むだけでも聖書の文句を考えてしまう私はなんなんでしょうか? かくて土曜日は大砂塵と共に暮れていく。

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