ISO認証ビジネスのゆくえ
2023年第3四半期も終わった。
昨日も書いたがISO認証件数は頭打ちではなくひたすら減少を続けている。
そして大ヒットしたQMSとEMSを除くと全く振るわない。なにしろJAB認定の認証件数の95%がQMSとEMSなのである。その他大勢の中で少しは期待できるのが食品安全だが、これも全体の3%しかない。
おっと、その他の5種のMS認証はたったの2%ということだ。
この傾向が変わらないとすれば、小さくなる一方のパイのシエアを大きくするか、撤退するかしかない。なにしろパイを独り占めしても年年歳歳減る一方なのだ。
通常のビジネスなら撤退一択だ。
10年前、日本の電機メーカーはスマホを作っていた。数が出ない、単なるアッセンブリーなら付加価値がないなどから、どんどん撤退していき、今はソニーとシャープと京セラ、富士通だけだ。
ここまで頑張ったなら毒を食わば皿までと頑張り続けるのだろうか? 10年前に撤退した企業は遠くから見物か?
さて、ISO認証ビジネスはどうなりますか。