正義漢から悪漢に
洞爺湖サミットが開かれたのは2008年だった。
当時、白熱電球は電力の無駄使いとやり玉にあげられ、洞爺湖町は町内の全世帯に電球型蛍光灯を配ったという。
そして甘粕経産相は2012年までに白熱電球全廃するとかっこいいことを言った。
あれから15年、蛍光灯電球だけでなく蛍光灯すべてが有罪判決を受けて追放の刑となった。
蛍光灯の製造・輸出入27年末で禁止へ 水俣条約の水銀規制で合意
まあ、世の流れということでそれは必然なのであろうけど気に入らないことがある。
当時、ISO14001の審査では工場巡回で白熱電球をみると悪の権化のように語った審査員は多い。
あなたた推薦した蛍光灯電球はどうなのか?
そこんところ忘れてはいけない。
私の言いたいことは、物事に絶対なんてことは絶対にない。水銀だってPCBだって劣化ウランだって、その時点では最適解であったということを忘れてはいけない。
まあ、蛍光灯電球は素晴らしいなんて語ったアホ審査員は15年前の発言なんて忘れているだろう。忘れたのではなく、単なるボケか?
蛍光灯電球は正義漢から悪漢に落とされてしまったが、アホなことを語っていた審査員は元から悪漢だ!