寒い雨
このところ気温が低くて雨がちである。
好きになれない。
車がなく歩くのが唯一の移動手段だと傘を持ってというのはけっこう大変だ。
家内はタクシーを使えばよいのにというが、もったいない気がする。
車を持てば減価償却も考えると維持するのに年間60万くらいかかるだろう。病院に通うとか、荷物があるとき雨にが降られるという条件なら、年に10回はない。タクシー代1回2000円としても十分安くつく。
最近、読んだ本に原始人が冬雨に降られると生き死ににかかわったとあった。まさかと思ったが、本を読むとヒトが毛を失ったのは100万年以上前らしい。ネアンデルタール人を想定すると40万年前だ。当時は毛皮を羽織っていたらしいけどネアンデルタール人はボタンを発明しなかったらしい。布織もできない。
私たちが雨に降られてずぶぬれになったとすると、乾いたタオルで拭くとかお風呂に入るとかを思い浮かべる。もし乾いた布がなくお風呂もない、まさか川に入っても冷たい水なら意味がない。
ということで確かに冷たい雨に降られたら生き死に関わるだろう。
我々の暮らしはなんと素晴らしいことか、そんなことを考えた。