新しい情報がない!
アイソスが休刊して1年と二月経った。毎月目次を見て面白そうなら津田沼か八重洲に行って立ち読みし、面白かったら買っていた。
情報源が一つ消えて寂しくなった。
一応、新しい情報はないかと新聞やネットではほぼ毎日「ISO認証」とか「ISO14001」などをキーワードにニュースフィルターなどをかけて見てはいる。だがまず新しい情報はない。
言い換えると、アイソス誌も新しいニュースがなければ雑誌を維持できなかったのだろう。客が減ったのではなく、売るものがなかったら商売は上がったりだ。
つまらないことを考えた。
UL規格は多々あるから、UL認定工場をひっくるめた数はISO認証工場より多いだろう。
例えば「月刊UL」という雑誌があるとして(ないけど)、その雑誌は存在可能かと考えると、ビジネスとして成り立たないと思う。
認定受けようとしたら即、認定機関に行って細かいことを教えてもらい、そいじゃ検査に来てねということでおしまいだろう。毎月々々雑誌を買って勉強するとか情報収集する必要はないだろう。
と考えると、ISO認証に関する月刊誌の存在するニッチはあるとは思えない。各企業の担当者が集まって、ワイワイ語り合う余地もなさそうだ。
認証機関にしても事業拡大を図るほどのマーケットの拡大も望めず、件数を増やすために目の色を変えることもない。
そんなことを思うと、ISO認証ビジネスってスタティックなものであり、低調なのが当たり前という気がしてならない。