ISO認証を取得しないことによるデメリットとは?

ネットを彷徨っていると本日のタイトル「ISO認証を取得しないことによるデメリットとは?」という記事を見つけた。 何か素晴らしいことでも書いてあるのかと読んだが、大したことは書いてなかった。勘違いもある。 一番の勘違いは、ISO認証とISO規格適合を混同していることだ。 ISO認証はISO規格適合を証するものだから同じじゃないか? そう思うかもしれない。 だが違う。 ISO規格適合でもISO認証しないという選択はある。ISOなど見向きもしなくても、元々ISO規格以上かもしれない。 この記事で挙げているISO認証のデメリットは  市場アクセスの制限  競争力の低下  顧客満足度の低下  コストの増加  リスク管理の弱点  法規制への準拠の困難  組織のイメージや信頼性の低下 すべて認証とは関わりない。システムが良くできているなら、そしてしっかり運用されているなら、ここで挙げるメリットは鼻から具備していたわけだ。 だから、このメリットを享受するには認証なんていらないのだ。 おっと、「ISO認証のメリット」と言わないとこのサイトの運営会社がもうからないのかもしれない。

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