話が通じなくてもボケではない
プールには老人しかいません。
当たり前ですが、平日の日中となれば、お店とか床屋さんとか平日が休みの人しかフィットネスクラブにこれないわけです。
プールサイドで雑談する相手も老人ばかり。若くても引退したばかりの60前後、上は90近い人まで。
年寄り(75の私は年寄りのつもりはない)と話すると、耳が遠くなっている人が多く、プールでは補聴器も付けないから意思疎通がむずかしい。
お互いに二三度繰り返すともういいやとなって、お終いにしてしまう。
ところが某氏、一生懸命聞き返す。そして理解できた向うの話は普通に聞こえるから時間はかかるけど議論が成り立った。
その経験から思うのだが、耳が聞こえないから⇒込み入った話ができない⇒意思疎通を諦める⇒ボケちゃうか、ボケないのだけど話に入れなくて孤立してしまうという流れになるのではないでしょうか。
そのご老人が一生懸命聞き取ろうとしたことは素晴らしいことで、若いほう(つまり私)も一生懸命伝えようとしなければいけないと思った。
自分の耳が聞こえないから話ができないでは悲しいと思う。
実を言って私ももう10年以上前突発性難聴になり右耳は聞こえない。左耳を大事にしよう。