自然災害


台風21号の成れの果ての低気圧でまたも大雨、暴風によるがけ崩れ、洪水、建物損壊が報道されている。犠牲者も出ている。
旧民主党がダムを作っても災害は防げないとか、スーパー堤防は取りやめていないとか騙っているが、それはともかく
地球温暖化のせいで自然災害が巨大化し損害が増加しているという説もある。
だけど私はそういうことだけでなく根本的なことが二つあると思う。
ひとつは豊かになり財産が大きくなったからだ。私が小学生以前の頃、当時住んでいたところから数百メートル離れたところを流れる阿武隈川の支流が毎年のように洪水になった。小さな川だから洪水なんていうと笑われるかもしれないが、激流じゃなくて静かに水が上がり川沿いの家々に床下浸水から床上浸水までもたらした。
だけど当時は家電品もなく衣類もろくなものがない。だから水が上がるぞとなると、畳を外して高いところに上げ、畳の下の板を外して流されないようにした。後は家族が近くの学校に避難して水が下がるのを待つというだけだ。水が引けば石灰を巻いて消毒し、また畳を戻してオシマイ。家が汚いのは洪水の前からだから気にならない。そして金額的な被害もそんなに大きくはない。だって財産がないのだから。そんな昔ではない、半世紀前のことだ。
数年前に、故郷に行ったときそこを眺めたら、今は川も整備され、あまり低いところの家は引っ越したようだ。
もし今も洪水があれば家電品、衣類、車、家などなど大変な被害額になるだろう。
もうひとつは、情報伝達が早く遠くまで届くということだ。故郷 郡山市で洪水だとニュース報道されれば、親戚にお見舞い電話をしたり次のお彼岸には見舞いに行くとかする。昔なら何年か一度田舎に帰ったとき、洪水になった話を聞いて驚くということだろう。
そんなわけで最近は自然災害が増えたといわれても、私はそのまま受け取ることができない。昔も洪水も崖崩れもあった。それが今より少なかったかどうかというと、変わらないじゃないのか?
もちろん自然災害があって良いわけではないし、死傷者が出てよいわけではない。
だけど昔は良かったわけでもなく、最近悪くなったわけでもないように思う。
そして大事なことだけど、昔は台風が来るぞ、大雨が来るぞというと、小学校などに避難することが嫌だという人はあまりいなかった。逆に小さな子供は避難するのが楽しみだったりする。もちろん私の回りには家がまるごと流されたというような悲劇的な事態がなかったこともあるだろう。
ともかく昔は良かったとか言うことはないと考えている。

この記事へのコメント

  • 名古屋鶏

    「よくもそんなことを」の人は、今頃どこで何してるんでしょうかね。
    ヨットが壊れて帰れないらしいですが。
    2019年10月26日 08:12
  • おばQ

    二酸化炭素が見える人ですから、転移魔法を使ってエネルギーゼロで帰国するのでしょう。
    我々自然破壊者が心配しては失礼に当たります。
    2019年10月26日 23:33