2015年版対応の謎?


ネットでISOコンサル会社のウェブサイトをめぐっていたら、昨年末のISO9001審査で、2015年版に対応していないので不適合になった事例を挙げて説明していた。
わからないことがいくつもある。
2015年改定のとき、多くの認証機関は従来版と何も変わらないと宣伝していた。あれは事実と違ったのか?
それに昨年といえば2019年だ。2015年版移行は2018年9月14日だった。となると昨年末の審査で不適合というけど、1年前でも移行期間は過ぎていたはず。
さらに不適合内容が前年も目標未作成とか内部監査もマネジメントレビューも未実施とか!!
これで過去適合していたというのがおかしいだろう?
よっぽど過去の審査がいい加減であったのか? それとも……と言いながら想像がつかない。
夏ではないがISO2015年の怪談とでも言うのか?
2015年版対応の謎であることは確かだ。
だが……こんなことをウェブに書くコンサルは「コンサルがおかしいぞ」と言われることに考えが回らないのか?

この記事へのコメント

  • 名古屋鶏

    2015年版移行の時、審査機関からは「従来のままで大丈夫ですよ」とアナウンスされていたのですが、上長から「それでも一応は審査前にマニュアルを確認して貰え」と言われていたので、渋々「対応(を記述した)マニュアル」を提出したところ、数十箇所に渡る「修正」が入り、更に審査ではその修正とは全く無関係なご指摘を山ほど頂戴しましたね。
    「有益な環境側面が抽出されていません」とか(笑

    彼らには終始一貫性という言葉は無いようです。
    2020年02月11日 15:53
  • おばQ

    名古屋鶏様、毎度ありがとうございます。
    2004年版から2015年版以降で問題! 有益な側面!、いやいやワクワクが止まりません。
    終始一貫どころか認定でオーケーになっているんでしょうか?
    認定機関も(以下略

    2020年02月11日 23:14