櫛の歯が欠けるよう


櫛の歯が欠けるようという表現がある。今の人は使わないだろうけど、私が子供のころ髪の毛を整えるのはブラシではなく櫛だった。日本古来の櫛は当然木製、多くはツゲが使われていた。髪の毛の質とか好みによって歯が細かいものから粗いものまで多種あった。今でもツゲの櫛は買えるがとても高いものだった。そして使い続けることによってより価値がさがることなく、大事に使えば何十年も使えた。だからおばあさんが使っていた櫛を孫娘が形見にもらうなんてこともふつうにあった。
とはいえ使っているうちには歯が折れてしまう。なにせ木製で細かい加工をしているのだから。
それでどんどん人が亡くなっていったりすることを、櫛の歯が欠けるようだと表現したものだ。
いまどきブラシのピンが欠けても、ポイと捨てて新しいのを買うことになんの感情もないだろうが、昔は違ったのだ。
というのは前置きで、しょっと調べものがあったのでJAB認定の認証機関をみていたら、今は37社しかない。更に、8月いっぱいで認定辞退するところがひとつふたつあったようだ。
2000年頃は50社くらいあったのだ。まさしく櫛の歯が欠けたようである。

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