本日は本家を更新しました

本日は本家を更新しました。
出し物は、緊急事態その1
http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/2020/iso751.html


お暇なら読んでください。

この記事へのコメント

  • K

    おばQ様
    ISO 22301について勉強をはじめたばかりの私から、以下、何かのご参考になれば。

    BCP()から一歩進んでBCM、BCMSということになると、別の観点が表に出てきます。

    BCMSではBCPより大局的に、自社がなんとしても守らなければならないものは何かを考えることになっています。BIAというやつです。
    なぜかというと、大災害時においてもすべてを守ることができれば素晴らしいですがなかなか困難であり、完璧を目指していては元も子もなくなって、BCが根底から揺らいでしまうからです。

    だからたとえば、社会の存続に関わる救急拠点病院・自社の存続に関わる重要顧客への供給だけは守り抜くと決意する。
    あるいは、社会的責任のある自社製品(基礎的医薬品等)・自社サービス(電力等)の供給は絶対に止めないと決意する。
    あるいは、原子炉メルトダウンだけは絶対に起こさないと決意する。
    本当に重要なところに資源集中するために、究極の非常時にはそれ以外の製品・サービス・顧客を切り捨てるという覚悟をあらかじめ持っておく。

    というところを考えていくと、
    「一定規模以下のトラブルは緊急事態としない」というよりも、「自社がなんとしても守らなければならないと決めたものを脅かさないトラブルは真の緊急事態ではない」のではないかと考えています。
    2020年10月05日 10:59
  • あぐー豚@本職は45001

    おばQさま、お久しぶりです。
    OHSMSで緊急事態というと、労働災害等でしょうか。
    うちの事業場では、消火訓練やガス漏洩訓練、あと津波避難訓練は毎年やっていましたが、「実際に火事が起こったときはこんな平常心で避難できるのだろうか。この訓練は消防署へのアリバイではないか?」と思ったものです。
    というか、火災報知器が(たまたま)誤動作したときは誰も避難せず、日頃の訓練はなんだったのかという事態に・・・
    ただし、有益な訓練もありまして、個人単位の訓練(酸欠特別教育の人工呼吸の方法や、入所教育のAED訓練等)は、救助のイメージが直結するのか、事業場の訓練とはちがってみな真剣に訓練するんですよね。
    事業場の訓練について、理想はOHSMSもEMSも日常的に取り組むことことなのでしょうが、現実はむずかしいですね。
    ではでは。
    2020年10月05日 22:36
  • おばQ

    K様
    毎度ありがとうございます。
    最近いろいろと考えているのですが、緊急事態なんていってもしょせん小手先のことだと思うのです。
    おっしゃるとおりBCMSなんてほんの限定的ですよね。
    そして東日本大震災が起きたら、救急拠点病院であろうと重要顧客であろうと守り切れるわけありません。メルトダウンさせないぞといっても、人にできないこともあります。
    ということを考えるとEMSの緊急事態なんて大けがでなくとげを刺した程度のことまでしか対応できないのだと思います。
    ということで私の最近の考えはK様と違い、一定レベル以上は対応せず命を守る。一定レベル以下の緊急事態には手順を作り全力で対応するくらいかなというのが本音です。
    2020年10月05日 23:10
  • おばQ

    あぐー豚様
    毎度ありがとうございます。
    緊急事態を真面目に考えると規格の言っていることってなんら意味のないような気がします。
    規格を満たせば災害が起きても大丈夫ってこともないし、規格を満たしていなければダメというわけでもなく、
    標準化された仕事ではないですから、ことに至って指揮官がいかなる判断を下すか、皆が付いていくのかということに帰結するのかなという感じです。
    翻って思うにはISO規格も認証も無意味ということになるような気がします。
    東日本大震災が起きる前に2社BCMS認証企業がありましたが、あれはどうだったのでしょうか?
    2020年10月05日 23:14
  • あぐー豚@認証業界はほぼ新人

    おばQさま、お世話になります。
    本職はOHSMSですが、認証ビジネス関係はここ3年くらいの新参なので、東日本大震災前のBCMSについてよくわかりません。ごめんなさい。

    そのかわりと言ってはなんですが、 https://nihonjinobaq.seesaa.net/article/477695873.html の「安全衛生マネジメントシステム審査センター」について思うところを少しお話したいと思います。

    ISO45001の制定にあたって、中災防さんが事務局にあたっています。
    安全衛生の業界紙(「労働安全衛生広報」「安全と健康」、ほかいろいろ)には、中災防名義で45001の解説が連載されていました。
    中災防の思惑として、45001をきれいに普及させようと力を入れていて、その一環で審査センターを立ち上げたのではないでしょうか。(認証センターのURLを見れば、中災防のグループ会社?であることは一目瞭然です)
    なので、黒字赤字よりも、模範となる審査を期待しているところです。
    先述の業界紙解説では、「規格と仕事は百人一首の上の句下の句の関係、新たに仕事や書類は増やさなくても良い(意訳)」といった解説もあり、「認証のために書類が増えた」とかが発生しないことを期待しています。正直9001や14001の認証減少は、仕事や書類が増えての認証疲れが原因だと思っています。

    ---
    緊急事態の訓練は・・・結局自社や同業他社の災害事例から再発防止を考えて、それを毎年訓練しているというのが実態なのですが、再発防止が本当に適切なのかが問題なのでしょう。
    おばQさまも仰ってますが、大災害だと自分の命を守るが最優先なわけで、まずは確実な避難計画、そして訓練ですが、、、これって45001ができる前からやってることで・・・まぁぶっちゃけ経審のために9001、14001、45001対応しているだけで、規格以前に昔からやっていることなんですよね。
    ではでは。
    2020年10月06日 00:14
  • おばQ

    あぐー豚様 ありがとうございます。
    安全衛生マネジメントシステム審査センターのことはわかりました。とはいえ、今から認証機関としてやっていくというのは規模は望めないですね、こちらが心配してしまいます。
    緊急事態についてはK様からも書き込みをいただいているので、来週でも考えをまとめて本家に書きたいと思います。
    とりあえず

    2020年10月07日 00:32