本日は本家を更新しました。


本日は本家を更新しました。
出すものは、毎年9月に出るISOサーベイをサーベイしました。
http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/2021/iso810.html

この記事へのコメント

  • あぐー豚@本職は45001

    お久しぶりです。
    ISO45001大躍進について少し補足説明を。
    もともと労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)にはOHSAS18001という規格があったのですが、ISO45001誕生に伴い、今年の3月に廃止になりました。
    ここ3年のISO45001大躍進は、単にOHSASからの乗り換え需要で、それも今年の3月までですから、本当の勝負は来年からでしょう。
    なお、45001以外にもJISQ45100(45001に整理整頓とかの4Sを追加した謎規格)とか中災防式OSHMS(安全・衛生だからSが先でOSHMS)とかCOSMOS(建災防)と、VHSとβの時代を彷彿とする規格乱立状態で、けっこう大変です。
    2021年09月17日 20:42
  • おばQ

    あぐー豚様 書き込みに気が付かず申し訳ありませんでした。
    なるほど、そういうことだったのですか!
    となると大躍進は一度限りで、決戦は金曜日でなく来年ですか!
    しかしISO45001の総件数がEMSに近づいているのはすごいですね。
    しかしQMSとかEMSなど法律のないところが戦場ですが、安全衛生なんて法規制ズバリですよね。存在意義がピンときません。
    2021年09月24日 22:25
  • おばQ

    あぐー豚様
    私の浅学を気づかしていただいたコメントを本家に転載させてもらいます。
    よろしくお願いします。
    2021年09月24日 22:28
  • initial A

    ISO45001は法規制スバリというか、対象や目的がはっきりしていますよね。そうなると、重大な労働災害が発生するたびに認証停止になるのでしょうか?(笑)
    何かの講習会の際に、講師が45001の話をしたので、質疑の際に認証を取ると災害発生率が確実に下がるのでしょうか?と質問したところ、いやそれは・・・安全に対する会社の姿勢というか、経営陣の安全への意識を社内外へ発信とか・・・、意味の分からない回答でした。
    厚労省では、業種や人数規模などで、結構詳細なデータが公表されています。災害発生は度数率や強度率など、明確な指標があるので、ISO認証との関連性をぜひ公表してほしいものです。
    2021年09月27日 08:59
  • おばQ

    initial A様
    いつもお世話になっております。
    おっしゃる通りですね、強度率、度数率はどこでも把握してますから、その改善効果を出してもらえばISO認証効果ズバリですね。
    これはいつかまとめて書きたいですね。それにつけても大学院あたりに所属していればそういう数字をJABにほしいとか言えるのですが、それを調べるために大学院に入るのもばかばかしいし、どこかの大学の先生が論文でも書いてくれないかな。
    2021年09月28日 00:12
  • あぐー豚@来年か再来年にOSHMS審査員転職したいのですが・・・

    おばQさま、initial Aさま
    私の分かる範囲でお返事させていただきます。
    名前欄でもわかるように、OSHMS審査関係には思い入れがありますので、無理やり擁護したお返事になりますが:-)

    >QMSとかEMSなど法律のないところが戦場ですが、
    >安全衛生なんて法規制ズバリですよね。
    >存在意義がピンときません。
    その考え方だと、実はOHSMSも法律がないところが戦場だと思っています。
    EMSも廃掃法とか大気汚染防止法とかが主戦場じゃないのと同じ理由で、OHSMSも安衛法とかが主戦場ではないのではないかと。なので、initial Aさまの質問に
    >安全に対する会社の姿勢というか、
    >経営陣の安全への意識を社内外へ発信とか
    なんて回答が返ってくるのもしかたないのかなと。

    >その改善効果を出してもらえばISO認証効果ズバリですね。
    ISO45001ではないですが、OHSMSのくくりでよければ
    https://jishams.jisha.or.jp/oshms/effect.html とか
    https://anzeninfo.mhlw.go.jp/yougo/yougo02_1.html の「4 OSHMS実施の効果」で効果があると言い張っています。ご参照ください

    >存在意義がピンときません。
    BtoG(ぶっちゃけ、公共工事を受注している会社)にとって、EMSやOHSMS認証は経審で点数がもらえるからってのが理由かと。QMS的にいうと、顧客のニーズに答えてるというか。少なくとも私が知ってる会社は全部それ。
    発注側(国とか県とか)の立場でいうと、自分たちが発注先(民間企業)を二者監査できないのでISO認証の第三者審査を代用しているという認識であれば、それなりの存在意義はあると思っています。
    費用対効果が見合っているかとかを言われるとすごく困りますが。
    それでは。
    2021年09月28日 23:25
  • おばQ

    あぐー豚様
    情報ありがとうございます。
    気になるのですが、ISO認証の関連より従業員数との相関が高いようですね。
    https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/saigai/19/dl/2019gaikyou.pdf
    従業員数が多いと強度率、度数率とも低くなります。
    ISO認証企業が認証していない企業より従業員数が多いのは間違いないです。
    昔(でもないか)廃棄物処理業者でISO14001認証しているところはしていないところより違反が少ないなんてこと言われていたので、規模を調べたら大規模な廃棄物処理業者が違反が少ないというだけでした。
    ケチをつけるつもりはありません。

    2021年09月29日 00:10
  • あぐー豚@嫌いな言葉は「継続的改善」

    おばQさま

    件の分析ですが、従業員数というよりも会社の規模とか体力とかに相関していると思います。
    (従業員数が多いと度数率計算で有利・・・ではないと考えます)

    この言い回しが妥当か自身はありませんが、
    OHSMSは、法律の上を行く安全衛生活動で、それをやる余裕のある会社が強度率とかの数値がよいのではないかと。

    たとえば、安衛法28条2に基づく、いわゆるリスクアセスメントの実施ですが、小規模の会社だと「リスクの計算に基づくリスク低減化の計画(P)」「計画の実施(D)」をやるのが精一杯だとして(これで法律を守っている)、大規模の会社なら「効果の確認(C)」「計画の見直し(改善:A)」という(私個人は大嫌いな言葉ですが)継続的改善により、リスクの低減が(小規模の会社と比較して)よりよくできる、という塩梅です。
    おばQさまのいう「大規模な廃棄物処理業者が・・・」も、結局はそういうことだと思います。大きな会社はEMSに人と金をつぎ込めると。

    #横ですが、もしInitial Aさんから「災害発生率が確実に下がるのでしょうか?」の質問を私が受けたなら、この辺の話をしながら「下がる可能性が増える」と回答します(変な言い回しで申し訳ないですが)。

    BtoG業界では、大規模の会社は、たいてい元請けの立場として、下請けの小さな会社を守っていかなければならないわけで、「大きな会社はいいなー」とか「うちは小さい会社だから・・・」みたいな考えではなく、もうちょっと前向きというか・・・大きな会社はEMSにとかOHSMSを積極的にやりましょうみたいな・・・

    すいません。うまい結論が言えないのですが、OHSMSは思うところがあるので、とりあえず思うところをダラダラと書いてしまいました。ごめんなさい。
    2021年09月29日 19:12
  • おばQ

    あぐー豚様がおっしゃることと同じような気がするのですが、一般的に言えば従業員数が多い会社は大会社であり、資金的にも余裕があります。ゆえに安全衛生に割けるリソースがある、だからけが事故が少ない、度数率も強度率も下がると私は考えています。
    廃棄物業者も同じで、ISO14001を認証する会社は認証しない会社より大きく、違法などをすると取り消しになると損失が極めて大きい、ゆえに遵法に気を付けるという理屈かなと考えています。
    他方、一人とか数人の廃棄物業者はとてもおおい。そんなところがISO14001認証するわけありません。そもそも一人二人の会社でISO認証すれば新聞社が取材にきますよ。
    となるとISO認証は改善効果とかではなく、認証するほどの規模の会社であるという証明ですかね?
    2021年09月29日 20:04
  • あぐー豚@押しは安部菜々

    おばQさま
    おそらく根っこは同じところを話していると思います。
    最初に強度率の話が出たときに、分母の人数が大きいことが重要と考えているのかなと読み違えていました。

    ISO認証も、EMSやOHSMSにどれだけリソースをつぎ込んでいるのかの証明とか指標とか、そういうことになるかもしれません。
    2021年09月29日 23:56