このところ整形外科に通っている。ケガ……といっても外傷ではなく筋肉問題だ。
もっと日ごろからストレッチとかに努めていればこんなことにならなかったと後悔したのだが、しかしいろいろ考えると世の中、どう転んでも同じ結果のような気もする。
2020年明けから新型コロナウイルス流行で日本中いろいろな変化があった。私の通っていたところに限らず、フィットネスクラブは入場者のマスク着用と手の消毒、使った器具やマットは利用者がアルコールで拭いて消毒する、会話禁止などいろいろな手を打った。
マスクしての運動はつらいし、器具を消毒といってもとんでもなく手間がかかる。そんなわけで私はジムやスタジオは一切やめて水泳一筋にした。水泳はまさかマスク着用とかプールを消毒という規制はなかったから。
話は変わるが私は元々体が硬く、トレーナーを頼んでストレッチとか老化防止のための運動を習おうと考えていた。しかし前述したようにコロナ流行でジムをやめたのでとりあえずそれがお流れになってしまったわけだ。
ところが今年4月以降、肉離れ、ぎっくり腰、肉離れと故障が相次ぎ、結果として整形外科にかかり、リハビリに通う日々と相成った。
良い悪いでなく、まあこんなこともあるさと諦めているが、ちょっと立ち止まり考えてみればどうだ?
結果として私がトレーナーを頼みストレッチを習おうとしたのと同じようだ。
リハビリは理学療法士がトレーナーより懇切丁寧に教えてくれる。それに理学療法士は私がどこが悪いかを知って行っているわけだ。
一方トレーナーならば、私がどこがどうだからどうしたいと説明しなければならない。その手間が省けるわけだし、問題点の対策という観点からはより正確に話が進む。
また費用だが、トレーナーは人により時間当たり料金が違うが、まあ最低1時間3000円はする。もちろん1時間することはなくて30分くらい習い、その後1週間一人でフィットネスクラブや自宅で励み翌週フォローと次の方法の指導という形になる。
それって理学療法士の指導によるリハビリと全く同じだ。
しかし料金は違う。こちらはケガ治療であるから健康保険で、私の場合は前期高齢者だから2割負担になる。ということで1回あたり500円程度である。
すると、怪我をする前にストレッチを習うのか、ケガしてからストレッチを習うのか、お金をフィットネスクラブに払うのか、整形外科に払うのか、コーチがトレーナーか理学療法士なのかの違いだけに思えてきた。
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