変わらないもの


古巣の環境報告書を見ていたら部署の組織がかわって、環境本部から環境部にワンランクダウンしている。
話は変わるが、昨今は大学では環境学部や学科が激減。世紀末頃はどの大学でも環境を冠した学部や研究室があったのはもはや昔話である。
20世紀末頃、ISO審査では審査員がISO担当部署に環境を付けなさいと言った。当時勤めていた会社でISO窓口の部署の名称が設備保全だったのが気に入らなかったようだ。
もっともなぜ気に入らなかったのかは理解不能だ。もちろん右から左に聞き流した。
そもそもISO審査でそんなことを語るのは越権行為、内政干渉だろう。
しかし時代は変わったものだ。もう環境の季節は過ぎた。
今、地球温暖化とかSDGSとか騒がれているが、どうせこれも10年だろう。
世は去り世はきたる、しかし地は永遠に変らない。決して変わらない最後まで残るのは省エネと廃棄物削減、そしてもちろん遵法だろう。

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