アイソス誌最終号


金曜日にアマゾンに注文したアイソス誌最終号が土曜日に届いた。さすがアマゾン、でも税金はちゃんと払えよ
ということで今はパラパラと眺めている。
目次というかどんな記事があるのかと見たが、アイソス誌が終末を迎えたのは明白だ。
それは認証を受けている企業とそれに関わっている人を無視していたからだ。
アイソス誌はもう10年位前から、審査する側の代弁者であった。認証機関、審査員、認定機関そういう人たちの言葉があふれていたが、企業でISOと取り組んでいる人の声は特定のアイソス誌御用達の人たちしかいなかった。
昔、もう15年も前だがグローバルテクノ発行のアイソムズ誌というのがあった。私の知り合いは中野のコミュニティ誌とか呼んでいた。ひどい話だ。
だがそれには理由がある。100%審査員対象にしたお話しか載っていない。まあグローバルテクノが審査員研修機関であるからそれは当然かもしれない。だが企業でISOに関わる人を無視していたことは変わりない。
常識的で審査員の数とコンサルの数と企業でISOに関わる人の数を考えれば一般人が一番多いことは明らかだ。そういう層を捨てて認証する側だけを掲載するだけでなく、その意見を正当だとしていたのだから、そうでない大多数ががっかりしたというかアイソス誌に期待しなくなったのはこれまた当然だろう。
企業が虚偽の説明をしたとか、信頼性がないとかいうのをジャンジャンとたれ流したら、自分たちはそんなことをしていないと考えている人が去るのは当たり前だ。
審査における問題を受査側からの視点での問題提起など見たことがない。いつでも載っているのは飯塚教授の空理空論しかない。そもそも彼はマネジメントシステムを理解しているのかどうか怪しいものだ。外資系認証機関の大物たちは飯塚先生をわけのわからん人としか見ていない。
まあ、毒を食わば皿までとやってきたのだから、それはそれでハッピーエンドだろう。
熟読したら本家に一文載せようと思う。

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