歴史書からひもとく古代日本の先天異常症例


読売のNetnewsで「歴史書からひもとく古代日本の先天異常症例」というコンテンツへのリンクがあった。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-04-02
先天性の異常というのはWHOによると新生児の6%だそうだ。それはもちろん現在の発生率である。

じゃあ昔はどうか、大昔はどうかという疑問を持つ。
過去にはお墓を掘って骨の異常などを調べるくらいしか方法がなかった。それでも結核だったというような情報はとれた。
だが日本の古い時代の文書として日本書紀がある。もちろん日本全体のことは書かれていない。歴代天皇の故事が主だ。
ともかくそこに登場する天皇の身体、行動について書かれている。
そこからどんな病気だったのか、先天性異常があったのかとかを研究したことが書いてある。

私は定年後、古事記の勉強会で二重歯列だった天皇の話を聞いたことがある。お名前は忘れたがそういうことも古事記には書いてある。また行動が性格異常と思われる天皇も複数いる。
仁徳天皇が浮気性だったのは正常のうちだろう。
ともかく日本書紀を読んでそういう研究もできるということに驚き

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