審査員研修コースの考察


ISO14001審査員の人数と費用などについて愚行した。
20169月時点、CEARが承認した審査員研修コースは4か所である。
()テクノファ        17回(2016年度)
()JACO              8回(同)
()グローバルテクノ  10
()能率協会          3
受講者人数は最大20名、最小4名と決まっている。過去数年の知り合いが受講したときの話から、受講者平均を9名と仮定すると年間38回で342名となる。最終試験で1割不合格としても二度目でほとんど合格するから年間342名審査員補が生まれることになる。
8月時点の審査員登録数が5126人とある。審査員としての寿命が15年と考えると年341名の新規参入が必要となり、上記342名は妥当のように見える。
そして研修ビジネスの損益分岐点は受講者10名くらいだから、この観点からもおかしくないように思える。(http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/2011/iso371.htm
さて現時点JAB認定の認証件数は17,715件、審査工数を平均3人日とすると年間53,000人日の仕事があることになる。主任審査員1,172名、審査員412名、都合1,584名であるが、実際には認証機関の幹部や企業の内部監査をしている人もいるから、この8割として1267名、すると一人当たり42人日となる。これでは食べていけるはずがない。今現在契約審査員の日当は2万を切ろうかという時代だ。まあ主任、リーダーも含めて平均4万とすると年間400万稼ぐには100日の仕事が必要となる。とすると実稼働は530人で間に合うことになる。これを考えると主任1172名、審査員412名は過剰である。三分の一にしなければならない。
仮に審査員登録を600名として審査員寿命を15年とすると、年間育成が必要なのは40名となる。これでは研修コースは年間4回で間に合ってしまう。
ところで2009年頃まで審査員登録数の8割は補であったが、2009年以降はどんどんと帆の登録が減り、2016年は補の割合が6割である。
ここから考えられることは審査員研修や登録業務はビジネスとしてもう限界になりつつあるということになる。限界とは最高という意味ではなく限界集落の限界だよ
理想を言えば、認証件数がドンドンと伸び、審査員登録も増え、研修コースも商売繁盛になることだが、現実は認証件数が単調減少で、審査員登録も減り、研修コースも減り、いつこのチェーンのどこで破綻するのか、かなりヤバイ感じがする。
私の書いたものが怪しいと思ったあなた!あなたはエライ。検算してみてください。
ひょっとして逆の結論となり将来性有望かもしれません。

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