JRCAの審査員数は公表するのを止めて久しい。CEAR審査員数は今も継続して公表している。さすが産環協は立派である。となると日本規格協会は立派でないということになるが、それでよろしいでしょうか?
さてCEAR登録数はここにあるが、いくつか考えることがある。
ISO14001認証件数のピークは2009年、20799件であった。
他方、CEAR登録審査員数は2007年頃がピークで以降減少しているが、面白いことに登録件数が減り始めた2009年に減少する傾きが緩やかになっている。
これをどう解釈すればよいのか?
ISO9001の認証件数が減り始めたのが2006年度、審査員補に登録していた人たちがISO14001も減り始める、審査員補登録は無意味だと思って登録を止めたとして、14001が減り始めた2009年にその動きが止まったとも考え難い。実際にそれ以降も審査員補の減少は今に至るまで継続しているわけだし、
あるいは審査員補の登録返上は気軽にできるが認証返上は気軽にできず実施するまで3年かかったということなのか?そして審査員資格がいらないと割り切った人は3年以内にみな返上し、それ以降は後から気が付いた人たちが細々と返上し続けているということなのだろうか?
面白いことに
審査員登録数の減少は2017年で止まったようだ。ということは今審査員補の人たちはその資格が有効に活用されているということだ。それはそれで素晴らしいことだ。
となるとCEARは登録数5000程度で損益を出すよう、費用構造を見直せばこの制度は永続する。
それは良かった。
本日は本家を更新しました。
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