損益の心配


各認証機関の認証件数はJABのウェブサイトに下記の通りアップされている。
JABとかインターテック(旧ムーディー)のように1万件も認証していれば売上数十億となり、そこそこの事業と認識するが、全部合わせて150とか200件となると売上が数千万、企業というよりも生業という感じになる。
昔田舎にいたとき、下請けで従業員が30人を超えるのが一つのハードルだった。結局企業とは固定費を回収する損益分岐点以上で突っ走らないとどうにもならない。製造業の下請けというとそれが大体30人規模というわけだ。そしてそれを超えると安定するが、100名を超えると今度は組織体制が問題になり200名を超えると中堅として安定して走るように思える。
翻って、認証機関の規模はいかほどが良いのか?
だいぶ前、5年か6年くらい前になるが、当時知り合いの小規模認証機関の社長が、損益が苦しくて契約審査員の多くを切って、社長とか幹部が走り回って審査しているんだと語っていた。いっときはそういうこともありえるのかもしれないが、長期は続かない。自らブラック企業になってもしょうがない。その方の経歴は、大手認証機関の経営者を引退して自分で始めたのだ。会社を興したらゴーイングコンサーンと突っ走るのも疲れるだろう。
私の同僚とか同級生などで定年後に起業した人はいないようだ。元々自営だったなら過去からの経験でなんとかなるのかもしれないが、60過ぎて体力も気力も落ちて新規事業を始めるというのは辛いものだろう。
おっと、仮に150社規模で考えると、1社の審査工数を平均3人日として、書類関係でその倍として900人日、一人年250日働くとして4人弱、もう見通しが暗いのは明らかだ。
ところでアイソス誌のシステム規格社は何人いるのか?
こちらは発行部数6500部で年間購読料19440円となっている。
ほかに出している本はないから総売り12600万となる。人権主費・副費で1200万として・・・考えるまでもなくなってしまう。
大変だなあ~

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