ISO認証で一番需要があるのはやはり意味のある規格だろう。
老舗であるIATF16949(自動車産業品質マネジメントシステム)の日本国内の認証件数は2000件だそうだ。
30年前、ISO9001がないとEUに輸出できないと言って泡食って認証した件数が2000件だった。
QMS/EMS以外でいちばん認証件数が多いのはISO22000食品マネジメントシステムで1300件である。
要するに日本でマネジメントシステム規格認証の需要は2000件しかないのだ。
これを基に認証ビジネスを考えないとならない。
となると必要な審査員の数、認証機関の数、研修機関の数は、必然的に決まってしまう。
それ以上ビジネスを拡大することは不可能なのだ。
何だ、問題は簡単じゃないか
ISO9001とISO14001の認証件数が、4万とか2万とか伸びたから、認証ビジネスの関係者は勘違いしたのだ。2000件を2万件とか4万件と思ったのだ。
幽霊を見たりではなく、ISOの虚像を見たのだ。
更なる勘違いはJABの某エライサンが品質を良くする超ISOとか言い出して、ますますおかしな考えを広めたことにある。
それはISO認証と全く異なると考えなかったのだろうか?
取り巻きに持ち上げられていい気になっていたのだろう。
大先生を諫める取り巻きはいなかったのか?
まあ、すべては過ぎた過去、かっては豊かな畑だったかもしれないが、今はもう何もない荒れ地となり風が吹いていくだけだ。