この10年、地政学の本が氾濫している。
地政学というけれど、学問ではなく論である。
要するに自分の言いたいことに箔を付けたいために、〇〇学と自称しているのだ。
そんなことを私は何年か前に書いた。
⇒地政学を読む
地政学というタイトルで本を書いている人は「地政学的に言えば」というのが決まり文句だが、そもそも地政学という学問(?)が人によって異なるのだから、話にならない。
地政学を書いている人たちは知性があるか?
いやね、これを言いたいためだけだったりして。
21世紀になってから書籍(電子書籍を除く)のタイトルに地政学と付いている発行件数は下記の通り。
まさに最近氾濫しているとしか言いようがない。
なお、2026年は今日時点で19件であった。
13日朝追記
本日のCNN日本語版に「首脳陣が首都ビシケクに集まったのは、地政学的な緊張が極めて高まる中でのことだった。」という文章があって、呆れた。
地政学とはそもそもランドパワーとシーパワーの比較から始まったもの。
地理的にそういうものと無関係なものに地政学を持ち出すのは、「土地問題に数学的に見れば」というようなもの
地政学とは単なる国際問題の枕詞なのか???
年 件
2000 2
2001 2
2002 1
2003 3
2004 3
2005 4
2006 4
2007 3
2008 5
2009 5
2010 5
2011 5
2012 3
2013 2
2014 9…